平成30年7月16日・初版

まぼろしパンティ外伝「美少女探偵は背徳のヒロイン」
第3章
《ヒロイン調教編まぼろしパンティの終末》
/永井夢麻呂・著


《仕置き教師による調教編》

 仕置き教師の調教が始まった。

 今まで、まぼろしパンティに倒され恨みをもつものばかり20〜30人が集結していた。

「さあ!仕置き教師共よ!明日の為に媚薬を注入して一晩中たっぷり体を調教するのだ!」

「ワシの獲物じゃ!本番だけは許さぬが・・・今までの恨みを少しでも晴らすがよい!」

「フェラチオやアナルなんかは好きにさせてやる・・・あまり力を入れて綺麗な身体を傷つけるなよ!」

「キスと本番行為をして処女を奪いワシの楽しみを奪ったら厳罰に処し、
生きてクライム学園から出ることは出来ない事は分っておるな?寿々美はワシの物じゃ・・」

「美味しく頂くための下ごしらえを頼むぞ・・・可愛く喘ぐ寿々美を楽しみにしておる!」

「明日までにこの生娘で経験の無い寿々美が、可愛く喘ぐように調教出来たら褒美のボーナスも月給アップも
望みのままにたっぷりと弾んでやるわい・・・」

「そして、公開お仕置きが最高のショーになるように美少女探偵まぼろしパンティを調教するのだ!
正体は破廉恥な露出狂の女の子であると公開し生徒を減滅させてやる!」

「処女であるのに全校生徒の前で恥ずかしい姿を晒し、二度とヒロインとして活躍できないようにしてやるのだ!」

 寿々美に絡みつく様に手を出していたサタンの足の爪が、お仕置き台を離れ地下牢の外から観察しやすい場所で立ち止まり
右手を挙げると、遠めから取り巻いていた仕置き教師が包囲網を狭め迫って来た。

 サタンの足の爪は煽るように仕置き教師を駆り立てる。

「クククっ・・・どうじゃ仕置教師共よ!近くで見るがいい!まぼろしパンティの正体を!」

「可愛い素顔をしているじゃろう?・・・まぼろしパンティの正体は藤寿々美じゃ!」

 天井から半ば吊るされ、お仕置き台の上で膝をつく寿々美は、ロングの黒髪を垂らしてうな垂れていた。

 周囲に迫りくる仕置き教師の殺気めいた性欲に気が付きビクンと顔を上げ周囲を見渡すと
既に大勢の仕置き教師が飛びかかる瞬間であった。

「あああぁ・・・いやぁ!だめぇ!来ないでぇ!」

「来ないでぇ!ダメェ〜!!」

 首を振り動く体幹や腰を震わせ逃れようと悶えるが、鉄枷で拘束され身動きは出来ずに
かえって艶めかしく身体をクネらせるだけとなってしまった。

 サタンの足の爪は仕置き教師が飛びかかる様に寿々美に取り付く様子を見守る。

「さすが威勢が良いのう!そうじゃ・・・代わる代わる朝まで相手をしてやるのじゃ!」

 寿々美は地下牢の仕置き台の上で上方に鎖で両手を繋がれ自由を奪われて拘束されている。

 お仕置き台の周囲には屈強で癖のありそうな仕置き教師が大勢取り囲んでいた。

「身体は傷つけずに楽しめ!・・ここにいる奴ら全員の物をしゃぶるだけでも
大変じゃがのう・・・・寿々美くん・・・」

「安心しなさい・・どんなにされても明日の朝はワシの召し使いである直属の女仕置き教師が
貴様をお風呂でキレイにしてくれるわい・・・」

「どんな目に遭わされるのかのう・・・・」

「まあ・・・優しく取り扱ってくれたまえ・・・仕置き教師諸君!!」

 吊り下げられながら寿々美はオッパイやお尻や太腿に取りつかれ
激しい愛撫や舌や唇からの吸い付く男達の責めを受けていた。

「やぁん!・・やめてぇ!」

「あ・・あぁ・・・」

「そこは・・イヤですぅ・・」

 寿々美は未開発だが、強く吸い付かれたり敏感なスポットに触れられると
声を上げて反応してしまう。

 更に遠くで様子を伺っていた仕置き教師たちも我慢し切れずに、寿々美の声に反応して
更に空いている肌が露出した場所目掛けて次々と若い肉体に飛び付いていった。

「きゃあぁ〜!あああぁ〜・・・・」

 寿々美のオッパイに何人もの男達がしゃぶりつき舐めまわす。

 お尻も数人に蹂躙されており、掴まれ、撫でまわしては愛撫される。

 仕置き台の上に仁王立ちとなり寿々美の口に男根をねじ込む仕置き教師もいた。

 寿々美の大事な性器には太腿を掴み一人の仕置き教師がしゃぶり付き舐めまわし
指を這わせていた。

 取り囲んだ仕置き教師で届かない者でも強引に手を伸ばして触ろうとしている。

「順番だ!馬鹿野郎っ!傷つけたら自分たちが首になるぞ!」

 仕置き教師は男の欲望が渦巻き、まぼろしパンティとして活躍してきた強烈なボディに夢中になり
ハイエナが獲物に取り付くようにしゃぶり付き取り合っていた。

「いや〜っああああぁぁ〜んぅ・・・お願いやめてぇ!」

「先生許してぇ〜・・・触らないでぇ!」

「そんなに強く吸い付いたら・・私‥こ・・壊れちゃうぅ・・・」

「いやぁ!〜そんな所・・・や・いやぁ・・・」

 揺れ動く肉体に我先にと仕置き教師が被り付く。

 とても形が整ったお椀型で上向きの若々しいオッパイは一番人気の標的であった。

 寿々美のオッパイは順番に何人もが入れ替わり取り付かれ、舐めまわされ、吸い付かれては
形を変えていた。

 雪のように真っ白な肌も吸い付かれキスマークが沢山できていった。

「ひいっ!・・・そこは駄目ぇ!!」

「そこだけは触らないでぇ!」

「私・・・どうにかなってしまうわ・・・お願いです!先生ぇ・・助けてぇ!」

 それでも容赦しない男たちの欲求に体で答えるしかなかった。

 ボディをクネらせ揺り動かすたびに声を上げて楽しませる。

 オッパイや若々しい美尻が揺れ動くと夢中になっていった。

 やがて、本能のままに触り愛撫していた仕置き教師もサタンの足の爪の要求に応えるべく寿々美に調教を始める。

「さっき、白衣の奴から貰ったペットボトルのこれ・・飲ませようぜ・・・強烈な媚薬だそうだから嫌でも喘ぐようになるぞ!」

 ペットボトルのキャップを取り、飲み口を寿々美の唇に押し付けた仕置き教師が睨み付ける。

「吐き出したらもっと酷い事するから分ってるだろうな?」

 鋭く凶器めいた視線に恐怖して寿々美は怪しい液体を飲み干すしかなかった。

“コクコク”

“チュルチュル”

「あ・・あぁ・・」

 媚薬を飲まされると白衣の医師らしき男が目前に現れ話し掛ける。

「おれは医者だ・・・特別にサタンの足の爪に雇われた犯罪スレスレの行為で大学病院をクビになり
再就職先がこのクライム学園の校医って訳だ・・・」

 校医の名はブサイクジャック。

 かつて、身体検査で寿々美がお気に入りで催眠術を掛け罠に掛けようとしていた校医である。

「今日は特別に体内に特別調合の薬を注入してやるぜ!これで女を騙して首になったが
クライム学園の学園長は喜んで雇ってくれたからなあ・・・」

 寿々美は四方八方を取り囲まれて肉体を蹂躙されながら腰や上体を反らすこと位しかできなかった。

 ブサイクジャックは腕に定期的に数本も静脈注射をしては少しづつ媚薬や特別調合の薬を注入した。

 量こそ少ないが全身に回るよう計算されており効き目は絶大だった。

「いやぁ〜!あああっ〜・・そんな・・・体が熱くなっちゃう・・」

「やめてぇ・・・おかしな事はしないでぇ・・・薬なんて駄目ですぅ・・」

 だが、ブサイクジャックや仕置き教師の責めは容赦なく続いた。

 大勢の手でオッパイやお尻や太腿や体中を愛撫されて触られまくっていた。

 仕置き教師が強く触り、時折痛みが走ることもあった。

 何人かが強引にフェラチオで精液を寿々美の口内へ放出すると我慢しきれなくなった者から
ザーメンを次々に掛け始めた。

 しばらくすると冷静になった仕置き教師が話し合いを始めて、相手をする順番を決めて
調教するようになっていった。

 だが、それは寿々美に時間的余裕を与えず責め続けられるだけの
寿々美にとって苦しい取り決めでしかない。

 寿々美は体中に獰猛な男共の責めを避ける隙さえなった。

 もっとも辛いのは特に校医のブサイクジャックがリーダーとなり有効な調教方法を開発して
手下となる仕置き教師に指示する連携した肉体調教の責めであった。

 寿々美が敏感に感じる場所を探り、大勢で複数個所を責め立てる。
 
乳首は時に優しく撫でられ、首筋は絶妙な愛撫で感じさせ、股間には常にしゃぶり付く男がいる。

 指先で撫でまわされると感じるスポットに当たると寿々美は逃れる術はなく声を出してしまった。

「ああぁ!・・やめてぇ!」

 寿々美は体中をクネらせて悶え苦しむ。

そんな様子を楽しみながらブサイクジャックが的確に指示を出して責め立てた。

 ブサイクジャックは満足そうに寿々美に話し掛ける。

「こんな私好みの寿々美ちゃんが、まぼろしパンティとはあの時は気が付かなかった。」

「今まで苦しめられた奴が・・・学園のアイドル藤寿々美君とは恐れ入ったぜ・・」

「でも、今日はご命令だから犯せないのか?」

 「我慢出来ないぜぇ・・・」

仕置き教師は口惜しそうに嘆く。

「まぼろしパンティが目の前に裸でいるのに犯せないとはなぁ・・・・・」

「学園長が明日公開お仕置きをしたら俺たちの番だ・・・きっと暫くの辛抱だ・・・」

「美味そうな美少女ちゃんがまぼろしパンティちゃんとはツイてるねぇ・・・」

「ヒヒヒ・・・・なあ・・・そのうち仕置き教師の皆で頂くのを楽しみにしてるぜぇ・・・」

 媚薬と調合された薬により寿々美の意識は朦朧としてゆく。

 だが、性的興奮は確実に増すようになっており肌を触られるたびに敏感に反応するようになっていった。

「くっ!・・やだぁ」

「ひぃ・・触らないでぇ・・」

「いやぁ!あああぁん」

 こうして朝方まで仕置き教師達の責めは続いた。

 途中でシャワーを掛けられ肉体は仕置き教師の若手により洗われては媚薬入りのローションでマッサージされ
体内には非合法の薬を入れられて強制的に感じるように肉体を追い立てられた。

 朝方の5時ごろにはすっかり感じるように調教され、処女のうちから乳首とクリトリスは敏感となり触れるだけで声を出すようになっていった。

「それぇ・・・どうだ・・・感じるだろう、まぼろしパンティちゃん」

 乳首と割れ目を同時に責められ股間は溢れるほどに濡れていた。

「ああぁ〜んぅ・・・」

「ひぃ・・・もう駄目ぇ〜!漏らしちゃう〜!」

 仕置き教師はジャンケンをして順番に責めるようになっていった。

 ブサイクジャックは若手を助手として3人で責めるように指示した。

 順番に愛撫し、舐める仕置き教師が入れ替わりで相手をしていた。

 何時間と続く責めの中で何人目であったろうか?

 責められ続け寿々美の初々しい処女性器もついには小刻みに震えだし、感じるようになっていった。

 いつしか何かが割れ目から吹き出しそうな兆候が見えた。

 飛沫が迸り女の愛液が迸る。

 ブサイクジャックはここぞとばかりに股間の目の前に陣取り、丁寧に割れ目をしゃぶりだし、舌を這わせる。

”ペロッ“

”ペロペロ“

”チュルチュル“

 寿々美は限界に達して大きな声をあげると遂に断末魔の様な声を出して反応してしまった。

 その時、割れ目から潮吹きのように愛液を放出していた。

「きゃああぁ〜!いやだぁ〜!見ないでぇ!見ないでぇ!」

“ブシュー”

“ブシュー”

“ピュ・・ピュ”

 寿々美はすべてが解放されたように肩で息をして痙攣している。

「イったねぇ〜・・・寿々美ちゃん」

「これがオーガニズムのピーク・・・初めての体験かね?気持ちいいだろうが・・・」

「ヒッヒ・・・もっと開発してやるから・・・明日も学園長の前でもイキなさい・・」

 処女である16歳の美少女が大勢の男の前で絶頂を迎え、涙ぐみながらも女の喜びを知る。

 初めての体験に性的興奮よりも体の反応に驚いていた。

 肩で息をして自分の割れ目と体中が熱くなっている。

 快楽と興奮に支配されそうになっていた。

「こ・・・これが・・」

「イクってことなの・・・」

 まぼろしパンティは公開お仕置きを受けられる体にすっかり調教されてしまった。

 仕置き教師達が満足するまでフェラチオや素股・手こきを強要されたが、昼には解放されて地下牢に投げ込まれるように連行された。

 薄暗い地下牢に唯一あったのは肉体を傷つけないように用意された上質のベッドであった。

 緊張感から解放された寿々美は、あっという間に深い眠りに落ちていった。


《公開お仕置きの準備》

 寿々美が次に目覚めた時は大浴場であった。

 そこで綺麗に体を手入れされていることに気づいた。

 その時一人の女仕置き教師は念入りに寿々美の身体を洗った。

 左端朱美といってスパルタ学園からやってきたサタンの足の爪の一族の女であった。

 大浴場で念入りに体中の隅々まで手を這わせ、丁寧に洗いながらマッサージをする。

 乳房の大きな少し目の吊り上がったキツい性格をしたサディスティックな行為が大好きな仕置き教師であった。

「どお?私のマッサージ気持ちいいでしょ?」

 上半身を揉まれて手が乳房に掛かると朱美は寿々美に声を掛けた。

「やぁん・・変なところ触らないでぇ・・・」

 寿々美は股間や乳首を刺激する朱美を軽く拒否した。

 すると、突然怒り出して頬を軽く叩くとお尻と背中をスパンキングして怒鳴りつけた。

“ピシッ”

“ピシャッ”

“パシン”

「黙ってらっしゃい!・・・あんたが気持ちよくなるようにやってるんだ!」

「大人しくしてれば歯向かいやがって!」

「生意気な口を利くんじゃないよ!破廉恥なヒロイン気取りの小娘が!」

 湯船から出し、専用マットでプレイをしながら寿々美の全身に塗り薬を沁み込ませる。

 それは彼女が用意したローション状の媚薬である。塗られるたびに全身が敏感になってゆく。

「や・・やめてぇ・・変な薬塗らないでぇ・・・」

 朱美は寿々美の言葉は完全に無視してやり抜くと最後は薄く化粧を施して学園長に引き渡した。

「準備はいいわよ!・・・本当だったらたっぷり痛めつけてやりいのだけど・・・」

「どうかしら・・こうやったら感じるかしら?」

 朱美が乳首を軽く撫でると寿々美はいつも以上に全身で性的刺激を感じてしまいブルブルと全身を震わせて感じ取る。

「ひっ!!・・」

 朱美は寿々美の反応に満足して引き上げて言った。

「上出来だわ!これならこの娘イチコロじゃないかしら・・・」

 女仕置き教師は寿々美の濡れた髪と体を乾かし、最後に「まぼろしパンティ」のコスチュームを着せた。

 寿々美は拘束されていたが、食事と水分はとるように配慮されていた。

 ミネラルウオーターとビタミン剤と称した水分をとるように促されるが、すべて媚薬入りである。

 食事を促され部屋に通されるとサタンの足の爪と二人で食事を共にした。

 最後の晩餐と称した公開お仕置きが実行される夕方に準備された夕食は手足を拘束されているため
サタンの足の爪が目隠しをした寿々美の口元まで食事を運んだ。

 暖かいスープをスプーンでゆっくり飲まされ、言われるがままに従った。

 学園長は時折、恋人同士でもやらないような口移しに食べさせられる様な行為もし、受け入れるしかなかった。

「ヒヒ・・・旨いかね・・寿々美君・・」

 既にコントロールされている寿々美は全ての行為を言われるままに従う性奴隷であった。

「ほれぇ・・・牛肉の媚薬漬けじゃ・・・たっぷり食べて精力をつけねばのう・・・」

 食事後にサタンの足の爪は寿々美のトイレまでも楽しんでいた。

「おしっこする姿も記念に撮ってやろう・・・」

 サタンの足の爪はすっかり寿々美を支配していた。

「ククク・・・まぼろしパンティ最後の一日じゃ・・・」

「公開お仕置きが終わったらワシの別邸で特別に学園生活を許してやる・・・」

「もちろん毎晩ワシの相手をして楽しませてもらうぞ・・・分かったかね?」

(いや・・・そんなの・・いや・・・誰か・・助けてぇ・・)

 心の中では逃げ出したい一心であったが、正体を暴かれ公開されるのだけは受け入れる事は出来ない。

 心とは裏腹に受け入れるしかなかった。

「・・・・は・・はい」

 寿々美は頷いて答える事しか出来なかった。

 深夜の公開お仕置きの準備は整っていった。

 お風呂で体を温められて体内に入った媚薬が温まったことで疼きだす。

 股間の割れ目からは薄っすら愛液がにじみ出る位になっていた。

 そしていよいよ寿々美は講堂へと連行される。

 これから始まる公開お仕置きはサタンの足の爪が「まぼろしパンティ」を貶め
自分から肉体をサタンの足の爪に差し出すように綿密な計画が立てられている。

 サタンの足の爪が調教された「まぼろしパンティ」に声を掛けた。

「ワシの言う通りにせんとマスクパンティを奪って正体を公開してしまうからなぁ・・・」

「素直にワシの言うことを聞いていることじゃ・・・」

「昨晩は仕置き教師共に犯されておらんじゃろうのう?」

「監視カメラで録画していたから大丈夫だとは思うが・・・」

 地下牢から後ろ手に両手に手錠掛けられ、首にはペットの様にリードを付けられた姿で連行されながらサタンの足の爪が話し掛ける。

「あ・・あ・・」

「わ・・私・・まだ誰にも・・・」

 これから起こる事を想像しているのか寿々美は不安そうにサタンの足の爪を見つめた。

「誰にも犯されておらんか?・・・どうじゃ・・」

 不安そうにサタンの足の爪を見つめるが、寿々美はハッキリと答えた。

「ま・・まだです・・・身体を弄られたけれど・・奪われていません。」

「寿々美は・・・まぼろしパンティは・・・まだ・・・」

サタンの足の爪は嬉しそうに笑い答える。

「フハハハ・・・そうか・・まだ処女か?それでこそ今晩の楽しみが増すというもの・・」

 サタンの足の爪は試すように連行する後方から片方の乳房を不意に掴み揉みあげた。

「ああぁっ!・・いけないわ・・が・学園長様ぁ・・・」

「いけません・・・感じちゃう・・」

「こんな場所で・・まだ早いの・・・もうちょっと待って下さい・・ああぁ・・」

 寿々美の反応に満足したサタンの足の爪は直ぐに手を離した。

「グフフ・・・つい触り心地が良くて手がいってしまうわい・・」

「奴らの調教は気持と良かったじゃろう?いっそうの事・・入れられたいと思ったかね?」

 寿々美はいじらしく首を振って否定する。

「そんなこと・・ありません。・・・まぼろしパンティの身体は学園長のものですぅ・・・」

 顎先を掴みながら満足そうに寿々美を見つめる。

「寿々美君・・・君をこれからワシ好みの女にしてやる・・・」

「こんな良い身体・・・仕置き教師にくれてやるのは勿体ないからのう・・・」

 サタンの足の爪は控室まで着くと寿々美を舐めるように全身を隅から隅まで見定める。

 黒髪がマスクパンティから出ており、マスクパンティは純白のレーツ付きパンティである。

 真紅のブーツとグローブが色白の肌に眩しいくらいの対比で誰もが目に行く魅力的な手足の長さを現しており
スレンダーなボディに似つかわしくない位のはち切れそうなFカップのバストとボリュームのある健康的なヒップが素晴らしい。

 そこにキュッと締まった括れが魅力を倍増している。

マフラーは背中に掛かり肌を少し覆うと隠されている場所を捲って見たくなるほど魅力的だった。

 まぼろしパンティの全身は汗ばみ、薄っすらピンク色に紅潮している。

「ククク・・・良いできじゃ・・・」

 良く見ると、下半身に身に着けている純白のシルクの紐パンティには薄っすら染みができていた。

 純白のパンティの割れ目が浮き出てきてしまっている。

 染みから溢れ出た愛液は、一筋太腿を伝い流れ出ている。

 しかし、調合された媚薬がもたらす効果を知らない寿々美は、身体の異変に気が付いていなかった。

「まぼろしパンティよ・・・」

「もともとエッチの素質はあったのじゃろうなあ?もうパンティに染みなど作りおって・・・」

 寿々美は全身に媚薬と調合薬で体中が熱く沸騰するようになり、興奮するようになっていた。

 全身からは薄っすら汗が滲み、呼吸も荒くなりつつあった。

「はぁっ・・・!・・・これは・・何っ?」

「か・・体が・・熱い・・・」

「変になっちゃいそうだわ・・・・何かいつもと違うわ・・・」

 彼女の耳元に近づき囁く。

「ククク・・・まぼろしパンティ君・・・」

「いいや・・・藤寿々美君・・準備はよいようじゃな?」

 サタンの足の爪は指先で尖った乳首をそっと優しく撫で上げると寿々美は声をあげる。

「ひぃ!・・・やぁん!」

 寿々美の股間からはそれだけで愛液が溢れ出し、透明な愛液が汁として流れ出ることにより
パンティの割れ目の部分が人目に分かるほど濡れてしまっていた。

 とっさに股間を抑えて隠すがサタンの足の爪は見逃すことはなかった。

「あぁぁ・・・こんなことって・・」

(私・・感じちゃってるの・・・こんな大勢の目の前で「まぼろしパンティ」としてすべてを奪われてしまうのかしら・・)

 寿々美はこれから起こる事を想像して固く目を閉じて決意する。

(どんなことがあっても正体だけは公開されちゃ駄目ぇ・・・初体験を奪われても寿々美が
まぼろしパンティとバレない限り普通の生活や学園に戻れるけれど、正体がバレてしまったら全てがお終いよ・・)

 サタンの足の爪はマスクパンティを身に着けたヒロインを奴隷のように見下して命令した。

「さあ・・・来なさい!学園中にお前の悪事を暴き、クライム学園から永遠に追放してくれるわ!」

 サタンの足の爪は講堂のドアを勢いよく開けると寿々美を講堂の舞台中央まで引き連れてマイクの前に立った。

 これから公開お仕置きが始まる。

 深夜に全生徒が集められて講堂の中央にはキングサイズの丸形ベッドが配置されていた。

 寿々美はこれから起こる悪夢のような時間を想像すると倒れてしまいそうになった。

 しかし、全生徒の前でマスクパンティを剥がされ、正体を公開されることだけは避けなければならない。

 まぼろしパンティこと藤寿々美の処女喪失は目前に迫っていた。悪夢はこれから始まる。 

 これから公開お仕置きが始まり悪夢の一夜が訪れるのだ。

 サタンの足の爪は舞台の中央に「まぼろしパンティ」従えて仁王立ちとなり用意されたマイクで宣言する。

「深夜にもかかわらず全校生徒の諸君!!よく集まってくれたのう〜!」

「非常に重大な発表じゃ!心して聞くように!」

「これより・・まぼろしパンティの公開お仕置きを執り行う!」

「全校生徒は目を反らさず良く見なさい!」

「学園に逆らったヒロインがどうなるのかサタンの足の爪の力を思い知らせてやる!」

 まぼろしパンティのコスチュームを身に着けた寿々美が舞台の中央に連れ出されていった。

 全生徒が固唾を飲んで見つめる中、まぼろしパンティの公開お仕置きが始まろうとしていた。


 ***つづく