平成30年10月7日・初版

まぼろしパンティ外伝「美少女探偵は背徳のヒロイン」
第4章
《公開お仕置き・全校生徒の前で恥辱のヒロイン》
/永井夢麻呂・著


 まぼろしパンティの公開お仕置きがいよいよ執行されることとなった。

 まぼろしパンティは後ろ手に手錠をかけられ、拘束された上に首にペットのように首輪にリードを繋がれて
サタンの足の爪に追い立てられるように講堂の中央へと登壇した。

 サタンの足の爪は、まぼろしパンティから手錠やリードを外すと舞台中央へと突き飛ばしてヒロインの姿を全校生徒の前に晒した。

“ドンッ”

“ドサッ”

「ああぁ・・」

 まぼろしパンティは崩れる様に両手を床に着き座り込む。

 サタンの足の爪に正体を知られ、抵抗すれば全生徒に素顔を晒すと脅され、成す術もないヒロインは
ただの裸の女の子でしかない。

 パンティで素顔を隠した女の子は、その場でうつむき加減に舞台上でうずくまり両手で乳房を覆い隠して
恥ずかしさに耐えるしかなかった。

 額は汗が滲み頬は赤らみ恥ずかしさと恐怖で震えている。

 マイクを手にしたサタンの足の爪は、まぼろしパンティを捕らえた事を高らかに宣言する。

「昨日・・落ちこぼれ収容所に侵入したまぼろしパンティをワシが捕らえた!」

「見たまえ!この真紅のコスチューム・・そして、このマスク・・」

「そして何よりこの何よりも美しい極上のボディ・・・こやつは誰が見ても、本物のまぼろしパンティじゃ!」

「それに・・ヒヒ・・証拠の捕らえた瞬間の画像もばっちり記録してあるのじゃ・・」

 身を屈め背中を丸めて小さくなり、身体を両手で包み込むように隠すヒロインが震える。

 いつもの様な毅然と悪に立ち向かう凛とした姿はどこにもなかった。

「ケケケ・・・こうなっては裸にされた女の子でしかないわい・・・」

「仕置教師よ!やれっ!もっと剥き出しのオッパイを皆に見せてやるのじゃ!!」

 二人の屈強な仕置き教師が、まぼろしパンティの左右に取りつきヒロインの腕を掴み、引き起こす。

 女の子も見惚れる程のまぼろしパンティ自慢の乳房が全校生徒に見せつけられる。

 両手を左右に開かれ、強制的に胸を張ると美乳が揺れ動く。

 股間には純白の紐パンティを身に着けていた。

「いやっ・・・やめてぇ!・・見せないでぇ・・」

 まぼろしパンティの美しい裸体がスポットライトに照らされ、眩しいほどに輝いて見えた。

 真っ白な柔肌と真紅のコスチュームは対照的で肌をより輝かせ、艶めかしさを演出していた。

「諸君!どうじゃ?・・・この大きくて見事なオッパイに見覚えはあるであろう?」

「ケケケ・・どうじゃ?・・まぼろしパンティに間違いないであろう?・・・」

「パンティと真紅のコスチュームにほぼ全裸の素晴らしいスタイルのヒロイン・・このヌードの女の子が本物かどうか
君達全校生徒の目で、たっぷりと見定めてみるがいい!」

 そういうと部下の仕置き教師がまぼろしパンティに取り付く様に更に近づいた。

 やがて、仕置き教師が両脚に取りつきヒロインの足を掴み、強引に左右に開いた。

 そのまま引き起こすと大きなオッパイの渓谷と下半身の股間に白百合のようなレースをあしらった純白パンティが
咲き誇るかのように華やいで見える。

 男子生徒の欲情は高まり、公開お仕置きの会場である講堂は騒めき、騒然としてゆく。

 そして、全裸のまま囚われたヒロインにスケベな中年仕置き教師が取り囲む最悪の状況は
肉体を弄ぶ卑猥でサディスティックな展開を妄想する思春期の男子生徒の期待度は一段と高揚してゆく。

 荒々しく仕置き教師が引きこし身体を全校生徒に見せつけると、弱々しいヒロインの態度に被虐性は高まり
期待度は最大限に上昇する。

「いやっ・・・見ないでぇ・・」

 まぼろしパンティは屈強な仕置き教師に強制的に身体を起こされ立ち上がると全身を晒した。

「ううっ・・だめっ!・・」

 思わず小さく声を上げ苦しそうに叫ぶと、サタンの足の爪は満足そうに壇上から大きく手を広げて
弱々しいヒロインに宣告する。

「どうじゃ!クライム学園を騒がしたまぼろしパンティもワシにかかってはこの様じゃ!」

「威勢よく裸で暴れておったのに・・・見る影もないのう・・」

「ククク・・しかし、この期に及んでまだ恥じらいがあるのか・・」

 まぼろしパンティは赤面し、震える手で全身を隠そうとしている。

 容赦ない仕置き教師はそれを許さずヒロインに胸を張らせ引き起こす。

 まぼろしパンティは必死に足を閉じようと、力をいれるが、屈強な仕置き教師はビクともしなかった。

「うぅ・・」

「た・・助けてぇ・・」

 特別に設けられた全校集会は学生寮から必ず全校生徒の出席が義務付けられていた。

 特別に休みを申請したものだけは、免除されている。

 サタンの足の爪は名簿を見て出席者を確認すると、公開お仕置きの開会宣言をした。

「全校生徒の諸君!!よく集まってくれたのう〜!これより公開お仕置きを執り行う!」

「まずは・・非常に重大な発表じゃ!心して聞くように!」

 サタンの足の爪は公開お仕置きの開会を宣言し、まぼろしパンティを裁くため処分対象の罪状を読み上げる。

「まぼろしパンティは昨晩・・クライム学園の学園長自ら指揮する親衛隊がアウシュビッツオペレーションにより
捕らえる事に成功した!」

「そして即座にその場でマスクを這いで正体も暴き・・・ワシは既に女生徒である女の子の氏名も知っておる!」

「直ぐに素顔を公開して追放することも考えたが・・そうはいかんぞ!」

「積年の恨みを、その身体にたっぷり晴らしてやる!・・覚悟するんじゃのう〜!」

「悪行の数々を行った反逆者の末路を全校生徒にさらして二度とこういった愚行を犯さぬように見せしめにしなくては
今後の為にはならないのじゃ・・・」

「全校生徒諸君は歯向かった者の末路に目を反らさずしっかりと良く見なさい!」

「学園に逆らったヒロインがどうなるのかサタンの足の爪の力を思い知らせてやる!」

 ビクビクと震えるヒロインが舞台上で弱々しく見える。

 本来のまぼろしパンティとは程遠く、一人の裸にされた奴隷少女のような振る舞いであった。

 やがて横断幕が下げられて、今までの罪状が発表された。

 サタンの足の爪が自ら読み上げる。

「この者は学園内を裸で暴れた風紀を乱す破廉恥な犯罪人である。」

「教師に暴力をふるった極悪極まりない性格の暴力生徒である。」

「風紀を守る学園長を陥れようとした犯罪人である。」

 やがて、まぼろしパンティの後ろに仁王立ちしたサタンの足の爪が仕置き教師に拘束されて動けないヒロインの頭を押さえつけ
鷲掴みにして掴んでいた。

 肉食獣が獲物を押さえているような威圧感があった。

「本来ならば数々の罪状で追放処分となることが妥当である・・・」

「じゃが・・・まぼろしパンティは昨晩・・学園長であるこのワシの足に縋りつき、罪を認めて・・自ら素直に謝罪をしたのじゃ・・・」

 マスクパンティをガッチリと掴み覗き込んでまぼろしパンティに話し掛けた。

「泣きながらワシに許しを請うたという訳じゃなぁ!・・・そうであったな?」

「ククク・・素直に謝る女生徒にワシは寛容じゃ・・・・よってワシは特別に条件付きで恩赦を与える事となったのじゃ!」

 全校生徒が騒然としてざわつき始める。

「なんとも慈悲深い学園長ではないかのう?・・数々の悪行は許しがたい・・しかし、ワシも教育者である・・
公開お仕置きで素直に全校生徒にも謝罪が出来れば特別プログラムの教育で更生する可能性があるからじゃ・・・」

「全ては学園長であるワシに君の運命はかかっておるのじゃ!」

 大きな集会であり、サタンの足の爪が手配した学園警察が舞台周辺を取り囲み警護している。

 また、学園専用のテレビ局が巨大モニターを講堂の上部へ設置して映し出しすべてを中継していた。

 そのことにより誰も意見や反対する雰囲気は無く、厳戒態勢は静寂を生み出し重苦しい空気が漂う。

 まぼろしパンティは講堂の舞台中央へ再び突き出される。

 立ち竦む裸のヒロインは一斉に全生徒に注目されるが、その場から逃げる気配は無かった。

 いや、逃げだす事が出来なかったのだ。

「まぼろしパンティ君!・・ワシは教育者じゃから素直に反省する者には寛容じゃ!」

「今度は学園の全校生徒の大勢の前で、もう一度しっかり罪を認めて謝罪するのだ!」

「君もクライム学園の一人の生徒じゃ・・可愛い教え子じゃからのう・・ケケケ・・」

「ワシだけが知っておるが・・素直で可愛い女生徒じゃからのう・・・」

「全生徒の前で反省をして許しを請えば許すこともあるわい・・」

「裸で暴れまわった君の罪状はあまりにも重いがね・・」

「謝ることが出来ねば、この場で正体を暴いてお仕置きを執行するまでじゃ!」

 まぼろしパンティはサタンの足の爪を見上げて小さく震えている。

 学園を救うヒロインとしての毅然とした態度は消え失せて、怯える小動物のようであった。

「ああぁ〜・・・」

 両手を舞台の床につき、絶望に打ちひしがれる様に小さく声を発してサタンの足の爪を見つめる視線は弱々しい。

 まぼろしパンティは足をМ字にペタンと座り込んでいた。

 頭を垂れ、俯いている。

 それは裸にされた、か弱い女の子が震えて泣いているように見えた。

 サタンの足の爪が、まぼろしパンティに問いかける。

「破廉恥な行為を反省しておるのかね?」

 サタンの足の爪はマスクパンティを片手で掴み、顔を覗き込んで表情を楽しんでいる。

「フワッハッハツ・・快感じゃ!快感じゃわい・・」

「まぼろしパンティがようやくワシの支配を受け入れる日がようやく来たわい・・」

「グフフ・・・逆らえまいが・・・」

「そうじゃ・・・まて!まて!・・・謝罪だけでは・・甘すぎるかのう?・・」

「今まで逆らった罰じゃ!小便ちびるほどお仕置きせねばなるまい!」

「ククク・・先ずは・・そうじゃ・・」

「どうしたら反省したと確認できるかのう?」

「おっと・・・貴様は反逆者じゃったな・・・まだ到底信用できぬ・・そうじゃ・・」

「これが良い・・今まで裸で戦い、隠すことなく見せつけた自慢の身体の中で唯一隠していたパンティを脱ぎ去り
皆にすべて見せれば降伏の証として、本当に反省したことを認めてやろう・・」

「敗北宣言し・・ワシらすべて受け入れる事を態度で証明するのだ!」

 サタンの足の爪は、まぼろしパンティの周囲を取り巻く仕置き教師に指示を出した。

「ほれっ!手伝ってやれ・・・まぼろしパンティを押さえつけるのじゃ!」

 まぼろしパンティは、四方を取り囲まれて手足を拘束される。

 アウシュビッツオペレーションで囚われた時と同じように手足は拘束されて動けなくなった。

「ああぁ・・何を・・」

 学園テレビはまぼろしパンティの全身を映し出していた。

「手伝ってやろうかのう?・・ワシ自ら君のパンティをとってやろうと思ってのう?」

「どうじゃ?恥ずかしいかね・・いつも裸同然なのにパンティだけはつけておるから違和感があったのじゃ・・・」

 お仕置きを受けながら、まぼろしパンティの動作や表情が一層と挙動不審となってゆき、一段と顔を紅潮させ
首を振り全身を捩り、逃げ出そうとして嫌がっていた。

「お願いです・・・それはやめてぇ・・・」

「パンティは取っちゃダメぇ!」

 腰を震わせ逃れようとバタバタと暴れだした。

「何か秘密でもあるのかな・・・まぼろしパンティ?」

 サタンの足の爪は、股間を隠すパンティを覗き込み、いつもと違う変化を見つけてほくそ笑むと、わざとらしく大きな声で指摘した。

「おやおや?まぼろし君・・パンティをとってやろうと思ったら何か変だぞ?」

「濡れたような染みがあるようじゃぞ・・君のパンティは濡れておるのか?・・・」

「自慢の純白のパンティから染み出ているのは何だね?」

「どういうことじゃ?・・・・」

 そう言うとサタンの足の爪はパンティ超しに割れ目を触った。

 サタンの足の爪の指がパンティ越しに食い込んでゆく。

 刺激に反応するように染みは濃くなり溢れ出る。

“ググッ”

“グィッ”

 そして遂にパンティの隙間から女の汁が流れ出て太腿に一筋滴が垂れてしまった。

 サタンの足の爪はすぐさまパンティの脇から指を滑り込ませ、直に割れ目を直接触った。

 そして、割れ目の濡れて感じている部分に集中的に指を擦りつける様に触る。

“クチュッ”

“チュ”

“チュッ”

「おおっ!・・・やはり・・ぬ・・濡れておる・・・」

「こ・・これは女の子が感じた時に出すという愛液ではないのかね!まぼろし君!」

 液体を人差し指に取ると、親指も重ねて粘度を調べる。

 そのまま鼻に近づけ臭いを嗅いだ。

“ネチョネチョ”

「ほほぅ・・・うむ・・まさにこの香しき臭いは間違いない!」

「女の性器から出るという愛液の香りじゃ・・間違いないぞ・・・なんと破廉恥な!」

「これは何じゃ!・・まぼろしパンティ君?君の愛液じゃないかね?」

「まぼろし!貴様は・・・やはり・・破廉恥で恥知らずな女の子じゃのう!」

「生徒諸君!このヒロインはこのような状況で感じる・・・卑猥な女生徒じゃ・・・」

 取り囲まれた仕置き教師により身動きも出来ない、まぼろしパンティは、舞台上で股間のパンティに手を掛けられた。

「ヒヒヒ・・どこから出ているかはパンティを取れば分かるはずじゃ、ワシがパンティを脱がしてやるから全生徒に大切な所を見せてもらおう!」

「どちらにしても、まぼろしパンティの大事な急所は大公開することは決まっておった!」

「じゃが、恥ずかしい愛液が出ていたら、純真な女の子とはいえぬぞ!・・好き者じゃわい!」

「自ら裸を晒すという変態行為で快感を味わう、卑猥な生徒の証拠じゃからのう・・・・」

 サタンの足の爪はパンティの両端を摘むと腰を浮かせて引き抜いてゆく。

”スルルッ“

”スルッ“

「やあぁ・・やめ・・てぇ!」

 まぼろしパンティの抵抗も空しく、パンティは脱がされていった。

 脚に取り付いた仕置き教師が舞台から客席にいる全生徒へ向けてまぼろしパンティの隠されていた股間を公開した。

 まぼろしパンティは真っ赤に紅潮し、泣き叫び嫌がる。

「ああぁ〜!見ないでぇ!・・見ちゃ・イヤァ!」

 股間を覆っていたパンティが脱がされると割れ目に愛液が溢れだしている様子が誰の目にも明らかだった。

 サタンの足の爪は指を割れ目に挿入し、出し入れをしながら様子を伺う。

 やがて、分泌された液体がじわじわと染み出ては、指を引き出すと滴が飛び散る。

「ほう・・・まぼろし君・・・まさか・・・この場で感じておるのか?」

「おお!濡れておる・・濡れておるぞ!・・・やはり貴様やはり感じておるな?」

 サタンの足の爪が再び割れ目に指を差し入れ、今度はかき回すように動かすと愛液は秘部からたっぷりと零れるように染み出てきた。

 サタンの足の爪が激しく割れ目を責め立て、指を出し入れすると愛液が少し噴き出しはじめていった。

“ピュッ”

“ピュッ”

“ビュッ”

 誰の目から見ても、まぼろしパンティは頬を紅潮させ汗が滲み興奮しているかの様な表情である。

 責められ我慢して歯を食いしばる様に耐える。

 しかし、肉体の反応は隠す事が出来ないでいた。

 やがて、割れ目から我慢し切れず股間から吹き出すように愛液は飛び散り、サタンの足の爪の顔にもかかっていた。

「ひぃ!いやぁ!・・・そんなぁ・・」

 淫らなまぼろしパンティの姿にサタンの足の爪は、笑みを浮かべながら弄り楽しんでいた。

 サタンの足の爪が計算したとおり、このタイミングで媚薬の効き目は頂点に達していた。

 そして、昨晩から食事に多量の水分と利尿剤を混ぜていたので、同じタイミングで尿意も襲いつつあった 。

 下半身を捩り、腰を浮かしたり引いたりして動かし寿々美は耐え続ける。

「まぼろしパンティ・・貴様は正義のために戦ったのではないな?自分の欲求が抑えられなかっただけの事・・
エッチで我慢も出来ない淫らな女の子だという訳じゃ・・」

 サタンの足の爪は感じるようにクリトリスを刺激して噴出孔から吹き出るように誘発していった。

「あああぁ〜!触らないでぇ・・やめてぇ・・・ああぁ・・んぅ!」

 まぼろしパンティが体中をピンク色に染めて喘ぐ姿が中継される。

 汗は滴り、四方に飛び散った。

 まぼろしパンティとして責められているが、いつの間にか素の女の子となり恥じらいで泣き叫び顔を背けて嫌がっている。

 寿々美は感じた事のない刺激が肉体を走り抜け、媚薬や調合された薬による効果により疼く快楽にただ驚き小刻みに震えた。

「きゃぁぁ〜!・・・やめてぇ!お願い!・・あうっ!ううぅ・・」

 羞恥心は限界を超えて全身は紅潮し、汗は飛散した。

 恥じらいとプライドだけが寿々美の肉体を支えていた。

「お願いよぉ!やめてぇ!触らないでぇ!・・あああぁぁ〜!」

 だが、初体験も迎えていない女の子の身体は所詮快楽に無防備であった。

 サタンの足の爪が指先を操り優しく触り、強弱をつけて時折り突き刺すように刺激すると限界点に徐々に近づいていった。

 そして、我慢が限界に達すると堰を切ったように愛液がトロトロと溢れ出てしまう。

 やがて、流れ出た愛液は留まることなく流れ出て、興奮度と共に増えて噴出し始めていった。

 それは潮吹きといわれる究極のオーガニズムを女の子が感じるときに稀に発生する現状であり
極限を迎えた女から発する快楽の最高点を迎えた反応であった。

“シャァァ〜”

“ピュッ”

“ピュッ”

”ピュッピュッ“

 すぐに一筋の噴水の様な現象が、まぼろしパンティの股間から発生した。

 それは、いわゆる潮吹きであり、1回目の潮吹きが始まると抑えきれないヒロインは身体を痙攣するように反応した。

 公開お仕置きで泣き叫び歓喜する姿は生徒の間で信じられない現実であった。

「あんなの僕らの知っている正義のヒロインじゃない!」

「ただのエッチな女の子じゃないの?」

 生徒は口々に、まぼろしパンティを疑わしく思い罵る。

「まぼろしパンティは変態の裏切り者だ!いつものように戦えるのに言いなりなのは何故なの?もしかして最初からグルなのかしら?」

「そんなの跳ねのけて戦ってよ!まぼろしパンティ!」

「負けるな!まぼろしパンティ!戦ってよ!」

 全校生徒の中でも正義感の強い学生が口々に、まぼろしパンティに立ち上がるよう懇願する。

 だが、現実は甘くなかった。

 そして、まぼろしパンティを正義のヒロインと信じて応援する生徒にもサタンの足の爪は強烈な仕打ちを与えて反乱分子を押さえつける。

「今騒いだ学生を捕まえろ!学園反逆罪で捕らえるのだ!後で反省せねば退校とする!」

 まぼろしパンティがオーガニズムを迎えつつある中、生徒たちは騒然としていた。
 
 厳戒態勢の中、思わず反抗的言動を発した生徒が次々と逃げ出した。

「助けてっ!まぼろしパンティ!」

 次々に生徒が捕まり拘束され連れ出されていった。

 全校生徒の視線が突き刺さり、究極の恥じらいと快楽の狭間で寿々美は気が遠くなってゆく。

 肉体が快楽に占領され周囲も見えない虚ろな表情へとなっていった。

 まぼろしパンティは立ち上がる事も出来ずに快楽と襲い来る尿意に打ち震えて溺れ、ぐったりとしている。

「まぼろしパンティはクライム学園長の支配下にある!誰も助けることは出来ぬわい!」

 サタンの足の爪が強い口調で生徒を窘める。

 動くことも出来ずに目をうっとりとさせ快楽に身を任せる表情が大画面に映し出された。

「裏切り者!まぼろしパンティは裏切り者になったのね!誰も助けられないなんて!」

「サタンの足の爪に責められているのにあんなにウットリしちゃって信じられない!」

「本当は快楽が目的でやっていたの?最初から正義の味方じゃなかったんだ!」

 寿々美は割れ目を擦られ強い刺激を受け続けて薬や媚薬の性でオーガニズムのピークから逃れられず悶え続けていた。

 そこに更なるサタンの足の爪の追い打ちが加わり追い詰めてゆく。

「グヒヒ・・・そろそろ尿意を催していないかな・・まぼろしパンティくん・・」

 下半身が剥き出しとなり、昨晩処方されていた利尿剤が寿々美のおしっこを誘発していた。

 膀胱が溢れんばかりに一杯となり、尿道が震える。

“ピクピク”

“ピクピク”

「いやぁ!・・・こんな時に・」

「酷い・・私を・・トイレに行かせてぇ!」

「お願いです!学園長様!・・このままじゃ・・恥ずかしくてダメェ・・」

 下半身がビクビクと震えて限界点を超えようとしていた。

 寿々美の恥じらいから醜態をさらすため限界を超えても耐え忍んでいたが、肉体は遂に全身をピクピクと震わせ
股間は痙攣をおこして震えていた。

“ビクッ”

“ビクッ”

 寿々美は顔面を紅潮させて全身から汗が噴き出すように流れでている。

 まぼろしパンティこと藤寿々美の恥じらいも限界を超えようとしていた。

 恥じらいで押さえつけていた股間の会陰はピクピクと痙攣していた。

 首を左右に振りながら必死に耐える寿々美も耐えかね嗚咽するように泣きわめいている。

「ああ・・あうっ・んっ!くんっ!・・助けてぇ!」

「ごめんなさい・・私ぃ・・・イクぅ!・・もう駄目ぇ!ダメなのぉ!」

 そこに追い打ちを掛けるようにサタンの足の爪がまぼろしパンティの耳元で囁いた。

(正体をバラされたくなかったら我慢していないでイクのじゃ!)

 サタンの足の爪がクリトリスを撫で上げ割れ目に指先を差し込み引き抜いた。

「きゃあぁぁぁ!!〜ああぁぁ〜!やだぁぁ〜!いやぁっ・・あぁ・あぅぅ・・」

“ピュッピュッ!”

“シャアアアァァ”

 直ぐに2回目の潮吹きは、まぼろしパンティの尿道からも黄金水が勢いよく吹き出しダブルの曲線を描き噴出した。

 寿々美は快楽の奥底の疼きが真に快楽に目覚める。

 限界まで我慢を強いられ、限界を超える責めに屈したことで解放された時の快楽は何倍にも倍増され増幅していた。

 まぼろしパンティは全身を紅潮させ快感に打ち震え声を出して感じてしまう。

 小さな声で何とか堪えようとするが、サタンの足の爪が快感にのた打ち回る瞬間を見逃さず
刺激したことで大声を出して泣き叫びながら快楽に包まれていった。

「ああああぁぁ〜!イクゥ〜・・・」

「いやあぁ!き・気持ちいいのぉ〜!!もう駄目ぇ!!」

「ああああぁぁ〜!見ちゃダメぇ!見ないでぇ〜!」

「やだぁ〜!あああぁぁ〜!」

“ピュッピュッ!”“シャアアアァァ”

「ククク・・・そうじゃ・・それでよい・・」

 小さく寿々美を脅すことも忘れていない。

(全生徒の前でワシの責めを受け入れて、気持ちよくエッチな行為ができたら許してやろう・・・正体だけはのう・・・)

「観念したまえ・・・お前の正体は裸を見られることで興奮する。変態マゾ的性癖をもった女生徒なのじゃろう?」

「そうに違いないわい・・この溢れる愛液が真実を物語っておる!」

「どうじゃ?認めるかね?・・・認めなければ責め続け学園中の生徒の前で仕置き教師に処女を奪われて
泣き叫ぶ所を見られることになるぞ〜!」

「そうじゃ!学園長への反省の言葉を言いその後で、ワシを求める仕草で楽しませてもらおうか?」

「出来ないとは言わせぬわい・・・出来なければ・・貴様の正体を明かすまでじゃ・・・」

 まぼろしパンティは股間がたっぷり濡れた状況で、講堂の中心部に設置された巨大ベッドへと連れ出された。

 割れ目からは薬や媚薬の影響で愛液が噴き出すほどに流れ出ていた。

 そこで、執り行われた公開お仕置きにより、講堂に集められた全校生徒の前でサタンの足の爪に貶められ
身体は蹂躙され下半身を巨大モニターで公開された上、自らマスクパンティを付けたままのヒロインが
巨大ベッドで脚を大きく開いてサタンの足の爪と全校生徒へ向けて謝罪の言葉を宣言させられる。

「あああぁ・・・私は・・見られて興奮する・・へ・ん・た・いですぅ・・」

「ぐすん・・あああぁ・・・そして・・」

「まぼろしパンティは・・・恥ずかしい事をした犯罪人です。」

「教育をしていただいた仕置き教師の方々を惑わしました悪い女の子です!」

「今までの行為を反省して・・・この体を使ってご奉仕します・・・」

 そういうと自ら股間の割れ目を触り、手を這わせてはイヤらしい声を出す。

「ひっ・・くぅうん・・ああん・・」

「まぼろしパンティはエッチな・・・悪い子でした・・」

「もう誰も助けられません・・それより・・」

「あぁ・・あうぅ!!・・いやぁんぅ!」

「見られると・・・もっと感じちゃう!・・・」

「御免なさい・・でも本当は・・・恥ずかしい・・けど・・あんっ!良いのぉ・・」

「でも・・できれば生徒は見ちゃダメぇ!・・だめですぅ・・」

 涙を流しながら男を求めるほど薬の効き目は凄まじかった。

 理性を失い快楽に溺れる。

 愛液だけなく、涙は流れて体中が熱くなり火照っていた。

 まぼろしパンティが強要されたセリフを言うと興奮で体中が火照り、紅潮して全身から汗が流れ出る。

 サタンの足の爪がまぼろしパンティの求めに応じて襲いかかると喘いで歓喜する。

 もうこの体中の疼きを止めることは出来なかった。

 理性や本心を覆い隠すほど性的刺激が純真な女の子を支配していった。

「あああぁ〜んぅっ!・・・き・気持ちいい・・そこっ・・ダメぇ・・」

 サタンの足の爪はやがて体中を愛撫しては感触を味わい、舌で肌を堪能する。

 生まれて初めての快楽が体中を駆け巡り、快感が迸った。

 快楽に支配された初めての女の子となってしまった「まぼろしパンティ」は自らオッパイを寄せては揉みしだき揺り動かす。 

 そして忠誠を誓うのであった。

 乳首は立ち鋭く尖っており、自ら指で弄り摘んだ。

 サタンの足の爪は耳元でセリフを囁き言うように強要した。

 性的刺激を織り交ぜられたヒロインは訳も分からず言いなりになっていた。

「あっ・・あうぅ・」

「学園長に忠誠を誓ったの・・だから・・もう無理なの・・・」

「私は・・ただのエッチなただの女の子・・・堕落した・・まぼろしパンティを見てぇ・・下さい・・」

 肉体は紅潮して発汗も激しくなっていった。

「これからはサタンの足の爪様に忠誠を誓います・・・だからイカせてぇ・・・」

 まぼろしパンティは大開脚したままの姿で全生徒に見られながら割れ目をサタンの足の爪に弄られ愛液が迸り噴出していった。

「あああぁ〜!!イクぅ!!いっちゃうのぉ〜!」

「いい!気持ちいいっのぉ!あああぁぁ!」

「ああぁ・・あああああ!」

「やだぁ〜!こんな私見ちゃダメェ〜!!」

 まぼろしパンティは快楽の底に落され、3度目の潮吹きをする。

 また、何度も繰り返し淫らな姿を全校生徒の前で晒してしまった。

 そこには正義のために戦うヒロインは存在せず、エッチなパンティを被った変態の女の子が自慰ショーをしているだけであった。

 大量の愛液を堪え切れなくなった尿と共に大噴出すると会場中に沸き叫び声が響き渡る。

 何度もオーガニズムのピークを何度も迎えて快楽とともに生徒の信頼を失っていった。

 生徒たちは、まぼろしパンティが自ら危険も顧みずサタンの足の爪に抵抗するヒロインを欲してしたにも関わらず
生徒を助けもせず見放し自らの快楽に溺れるヒロインに絶望する。

 生徒たちは全校集会にも関わらずヒロインの痴態をみては口々に噂した。

「まぼろしパンティは救世主なんかじゃなかったんだ!皆を助けてくれるヒロインだと信じてたのに・・・」

「活躍していた時からサタンの足の爪とグルだったのかも?」

「最初っから露出狂で興奮したいだけらしいぜ!」

 まぼろしパンティはM字拘束され見世物の様に舞台上に晒されたが助けようとする生徒は誰一人居ない。

 まぼろしパンティはヒロインから転落した。

 そして誰も助けることが出来ずにサタンの足の爪に歯向かい抵抗した生徒だけが退校処分となった。

 自分は快楽に溺れ、その事を忘れ去っているようであった。

 シクシクと泣き涙を浮かべる弱い、かつてのカリスマ的ヒロインがそこにいるのだった。

「もう・・終わりよぉ・・・」

「もう・・まぼろしパンティは終わりなの・・二度と活躍なんてできない・・」

 寿々美は自分の肉体の反応と快楽の凄まじさに慄き絶望するしかなかった。

 そして、顔面を真っ赤に紅潮して恥じらいで全身までも汗と涙で濡れていた。

 かつて学園で憧れのヒロインであった美少女探偵まぼろしパンティの恥じらいは頂点に達し
崩壊したときに悪意に満ち溢れた学園長の意志を受け入れることになっていった。


***つづく